今年度も山梨大学でお話ししています。そして、ある発見を……

山本先生に写真を撮っていただきました
ありがとうございました!
今年で5年目となる山梨大学の非常勤講師。
先日はゲストスピーカーとして山本和美先生の講義で2度、お話をしてきました。いつもの紆余曲折を経た私の就職のお話です。とはいえ、今回は人生に次から次へと現れる「障壁」にフォーカスした話。
正直、若い頃にはこうした障壁を困難な「人生の壁」と感じず、無我夢中で突き破ってきたような印象があります。困難に向き合うというような大げさなものではなく、ごく自然に軽い気持ちで、「うん。頑張んなきゃ」と思っていたような……。
大人になって自分の体験を話すたびに「色々な困難に遭われてきたんですね」と言われて初めてそれらが「人生の壁」であったのだと認識するようになりました。
「達観」というわけではないのですが、生きている以上、色々と障壁はあるさ……と、それを自然に思っていた節があります。結果的に、それが楽観的な思考を生み、様々な問題を克服して、ここまで生きてくることができたのだと思います。
とはいえ、肉親の死に若くして出会うとか、大病をするとか、戦争になって、兵隊にとられる……なんて過酷な人生を経験していません。ごくごく平凡で小さな壁でしかないので、偉そうなことは言えませんが……。(笑)
「どうしてそんな考えを持つようになったのだろう」と考えていたら、ふと、小学生の頃に祖母が本をたくさん与えてくれ、読んでいたことを思い出しました。
当初は本には見向きもしませんでした。が、当時の「小学生あるある」ですが、名探偵ホームズのシリーズがクラスメートの間で流行り、それに刺激を受けて読み始めます。ルパン、少年探偵団と子供向けのミステリーを一通り、その後はいわゆる名作と呼ばれる文学作品を読み始めました。とはいえ小学生なので、平易な言葉で書き直されたものですが。
その後は成長とともに次第にノンフィクションを読むようになり……。
大の本好きとなりました。
そうした読書体験で、色々な人たちの生き方を知り、その多くが困難に立ち向かう人々を描いていたこと。それを読んでいたことが大きかったのではないかと思います。
そんな困難に比べれば自分の前の壁はたいしたことはないと……。
子どもの頃の読書体験、大きな影響を人生に与えるものだと改めて実感しています。
準備をしながらの再発見でした。







