英語発音に関する記事をこれから掲載していきます

2022年10月20日

英語発音のポイントを教える筆者

英語の発音、苦手ですか?

日本語母語話者……、と書くとなかなか大変なので、このサイトでは日本人と簡略化して書くことをお許しくださいね。日本人は概して英語発音が下手だと言われます。そして苦手意識を持つ方も多いようです。

幸い私の場合は英語アナウンサーという仕事につき、英語の発音と30年近くにわたってつきあってきました。しかもそのキャリアの後半は多くの時間を発音の指導に費やしてきました。NHKでは講義の他、1対1の対面で、1時間半の発音指導をのべ人数でいえば数百人。いや、千人近く行ったと思います。

その結果得た結論は、本来であれば日本人は決して発音が苦手なのではないということ。ただ、英語発音をきちんと指導されていないだけということなんです。

ですから、ちゃんと「ツボ」、あるいは「コツ」を教えてさしあげれば、皆さん、十分に通じる英語発音になるんです。

そうした「ツボ」や「コツ」となる技術、とても簡単です。

実際、セッションを経て、本当に見違えるように上達する方達を見てきて思います。

さて、NHKを定年退職した今、その「秘訣」ともいえる技術をこのサイトのブログ記事で読者の皆さんに少しずつ公開していこうと思います(メニューのカテゴリーで「英語発音」を選んで頂ければ関連記事のみを読むことができます)。

私自身、若い頃は学校や書物、ラジオやテレビで、そしてNHKに入局してからは諸先輩方に色々と教わってきました。そのことに対する「恩返し」とも言えます。もちろん、NHKの業務内容には守秘義務もありますので、そのあたりは注意して表現しているということは、あらかじめお断りしておきます。

こちらで公開していくのは英語発音に関する「ツボ」と「コツ」のお話。そして、英語発音に関するエピソードなどです。

現在英語を学んでいる方、あるいは、英語を仕事で、あるいは学業で使わなければならない方、そんな方のお役に立てればと思います。また、できるだけ肩の力を抜いて読めるようにしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

また、興味を持った方、もっと深く知りたいという方は個人指導もいたしますので、遠慮無くコンタクトしてみてください。また、講演も喜んでお受けします。講演に関してはこちらからどうぞ!

最後にお願いです。

このサイトでの英語に関する知識はあくまで私の個人的な経験に基づくものです。現在の一般の学説とは異なるかもしれません。その点はご了解下さい。

また、発音記号については国際音声記号~IPA(International Phonetic Alphabet)を用いますが、記事によっては日本の英和辞典などで広く採用されているJones式記号を取り入れている場合もあります。つまり両者が混在するケースもあります。