今年も静岡県立浜松湖南高等学校で講演をしてきました

2023年12月23日


静岡県立浜松湖南高等学校の「KONAN NEWS 英語科」より

今年最後の出張でのお仕事は、静岡県立浜松湖南高等学校・英語科での講演でした。

思い起こせば4年前にお話を頂いた時、当時はコロナ禍でオンラインによる講演でしたが、昨年、ようやく実際に学校におじゃまして対面での講演をすることができました。

今年も元気な生徒さんたちが熱心に聞いて下さり、講演が終わったあとには、目の前に質問をしたいという生徒さんの列が!!

まさに講師冥利に尽きるとも言える体験を今年もさせていただきました。

すでにオーストラリアでの3週間の語学研修を終えた生徒さんたち。やはりその体験は大切な財産になったようで、みなさん、大きく成長された様子がうかがえましたし、英語に向き合う姿勢もとても積極的でした。

ところで、人生には不思議な偶然ということが色々とあります。私も人生を振り返ると数々の偶然を思い出すことができます。

その中の一つ。講演の中でも紹介したのですが、私は学生時代に趣味で「ミニFM放送」をやっていました。微弱な出力でのミニ放送局です。そして大学時代には仲間と一緒に英語ニュース番組を作って、そのミニ放送局で流す体験をしたのですが、そのタイトルは「NEWSLINE」。私がなんとなくつけた名前です。

そして、NHKに入ってからテレビニュースが始まり、私も「Dayline Japan」というタイトルのニュース番組でアンカー(キャスター)を担当するようになりましたが、その後2000年より模様替えで始まったニュース番組のタイトルが、なんと「NEWSLINE」。その後19年にもわたりアンカーとして担当することになりました(おそらく私が一番長く担当したかも)。本当に不思議な偶然です。

そして、ここ数年講演をさせていただいている「浜松湖南高等学校」ですが、「湖南」という文字もまた最初にお話を頂いた時に驚きました。私が40年近く前、社会人として第一歩を踏み出した職場は「島根県松江市立湖南中学校」。そう、どちらも「湖南」なんです。勤め人としてのスタートで「湖南」と出会い、勤め人を終えてフリーとして再びスタートして「湖南」に出会う!本当に不思議な偶然の一致というのはあるものですね!

ちなみに湖南中学校の「湖」は宍道湖(このサイトのヘッダー写真がそうです)。そして、浜松湖南高等学校の「湖」はご想像通り浜名湖です。どちらも実に風光明媚な私の大好きな湖です。(^^)

それにしても……、いつも思うことですが、講演で話す内容は私が自分自身で体験したことが主ですが、そもそも色々な方々から直接学んだ事が元になっています。英語アナウンスに関しては故・水庭進さんや職場の他の先輩方。英語全般に関しては中学時代の花田章先生や多田恵子先生、大学時代の斎藤勉先生や故・宮尾依子先生。さらに放送については故・佐藤知恭先生や後閑剛一さん……。もちろん、もっともっといらっしゃいます。講演でもお名前を出させていただいていますが、日頃お会いして感謝の気持ちをお伝えすることができない分、せめてこうして講演で触れさせていただくことで表せれば……、と思っています。

さて、今回も講演のことを学校の「KONAN NEWS」に取り上げていただきました。

事前の連絡から担当して下さった英語学科長の高橋真弘先生、本当にありがとうございました。

そして生徒さんたち、将来はぜひ、広い世界に羽ばたいていって下さい!